【 パソコン修理専門店のお直し隊 】

ThinkBook13s ヒンジカバー破損で画面が開かない 複数事例あり

 

Thinkbook13s G2のモデルは、構造的にヒンジ箇所が弱いモデルです。

意識せずにどちらか片方の液晶カバーをつかんだ状態で開閉しています。結果、片方のヒンジに力が積み重なって破損することが多いです。

 

このモデルのヒンジが故障する原因は以下の2つです。

 ・ヒンジ固定する液晶カバーのネジ受けが割れやすい

 ・ヒンジ動作が固くなっている

多数の修理事例があります。

 

同じ構造のモデル一覧

ThinkBook13s G2 ITL
 

 

修理後は、このように完全な形で対応が可能です。

左の画像は破損した状態。右の画像は補修後です。

 

 

事例1 左右ヒンジ破損

 

故障の内容

ヒンジ部分が故障しています。故障していたが、何度も限界まで液晶部分を開閉していたとのこと。

モデルはThinkBook13s G2 ITL

 

中央のカバーも取れてしまい中身のアンテナ基板がはみ出しています。

 

 

側面から見た状態

 

背面から見た状態。カバーが外れています。

 

修理作業と故障原因

内部を確認するとねじ受け部の破損ではなく、金具自体の接着が取れていました。

*一般的なねじ受け破損の事例 https://www.note-pc.biz/blog/?p=17994

 

左側も同様でした。

 

 

 

このモデルの故障の根本原因の1つ目のヒンジは非常に硬いです。左右ともに調整して緩ませます。

 

 

ネジの取り付けは完全に固定されたか強く締めます。何度もねじを締めて確認。

 

このモデルの故障の根本原因の2つ目であるネジ受けが取れてしまう箇所の修理については

うまく接着されていないとバッキっとまた取れてしまいますが、今回の修理ではびくともしない状態に固定できました。

 

修理完了

側面から見ても隙間は全く見えません。

 

背面から見たときにもカバーの間の隙間もない状態まできれいに補修できています。

 

前から見た状態。

黒い液晶ベゼルと液晶パネルの隙間は見えなくなりました。

 

修理後のテスト

組み立て後のテストを実施します。強め画面を何度も開閉してテストを実施します。

 

開閉のテストも問題なく完了しております。

 

事例2 右ヒンジ破損

 

故障の内容

 開く際、固定部分の脱落により右側だけ力が逃げてうまく開閉しなくなったご申告 。

モデルはThinkBook 13s Gen2。右側だけ浮いています。

 

隙間ができています。

 

 

修理作業と故障原因

右ヒンジネジ受けが分離していました。

 

修理完了

きれいに補修ができました。

 

隙間なく修理完了しています。

 

 

事例3 左のみ破損

 

故障の内容

ヒンジの部分が壊れている。 それに伴い、液晶パネル左側の付け根も外れかけています。

モデルはThinkBook 13s Gen2

 

修理作業と故障原因

左側のみヒンジを固定させるブラケットの接着が完全に剥がれ落ちていました。

 

右側は正常でした。

 

修理完了

左側を完全に接着

  

 

 

事例4 左のみ破損

 

故障の内容

ヒンジの部分が壊れて、左側の付け根も外れかけています。 液晶パネル本体は正常です。

モデルはThinkBook 13s Gen2 ITL

 

中央のカバーも外れています。お客様が保管されていました。

 

修理作業と故障原因

今回も左側が完全にヒンジが取れていました。これまでの事例と同じです。

 

修理完了

左側は隙間なくきれいに補修できました。

中央のカバーは取り付けるための爪が欠損していたので、完全には付きませんが、できる限り補修しています。

 

 

 

事例5 左ヒンジと液晶パネル破損

 

故障の内容

左が剥離。完全にはがれています。今回の修理ご依頼モデルはThink book 13s G2 ITL

 

LCDも表示不良になっています。筋があります。

 

修理作業と故障原因

ヒンジは修理できる状態でした。液晶パネルは交換が必要です。

修理後

 

修理完了

液晶パネルとヒンジの2箇所修理が正常に完了しています。

 

 

事例6 右ヒンジ破損

 

故障の内容

 

右が剥離。完全にはがれています。今回の修理ご依頼モデルはThink book 13s G2 ITL

 

後ろカバーも隙間が空いています。

 

ヒンジ固定ネジ受けが取れています。

 

ヒンジを調整した再発を防止します。

 

補修後

 

事例7 右ヒンジ破損

 

故障の内容

破損して浮き上がっています。モデルはThink book 13s G2 ITL

カバーも取れています。

 

 

補修後

 

 

■参考 メーカー見積

メーカー修理の場合、ユニット交換となるため
40,000円以上の金額になると思われます。

https://support.lenovo.com/jp/ja/solutions/hf000982#01
*①作業料 + ②配送料 +③部品代 の合計

弊社では破損個所のみを交換するため安価に修理が可能です。

メーカーよりも安心感・信頼感は劣りますが
弊社の方が納期も短く、安価となります。

 

メーカー・他社との違い

メーカーの場合はユニット交換。
一般的な修理店の場合、ボルトでカバーを貫通させるなど部分補修の対応になることが多いです。

メーカー・他社と比較しても、破損が再発しないように万全な対策を行っております。

 

1.補修で着ない場合は、カバーを交換
  元の状態に戻することが可能です。

 

2.ネジ受けのカバーに接着剤を添付して補強
  部品の構造上、ネジ受けの製造がよくないケースがあります。
  破損しないように新品の状態から接着剤で補強します。

 

3.ヒンジの調整

 ヒンジが破損する原因がヒンジが固くなっていることが原因であることが多いです。
(ヒンジが固い→カバーに余計な力が積み重なり破損)

 左右のトルクを合わて緩めることで負荷を低減させます。
 

 

4.ネジ緩み防止剤の添付

ネジが緩んでしまい、がたつきから破損するケースも多いです。緩まないようにします。

 

5.取付ネジの交換
  モデルによりネジが小さいことが破損の要因になっていることがあります。
  カバー開閉時、ヒンジへの負荷が低減されるようにオリジナルのネジを使用せず別のネジに交換します。

・元のネジ(小さい)

   ↓

・修理後のネジ(大きいため負荷が分散)

 

弊社ではヒンジ修理のご依頼は多いです。

メーカーよりも信頼感・安心感は劣りますが安価で修理が可能です。お問い合わせください。

問い合わせ


同じ故障で見積をご希望時は無料見積フォームから。
来店して確認したい場合来店予約フォーム(水・日が休業)よりお問い合わせください。

*コメント欄にこのページのURLを記載いただくと分かりやすいです。請求書後払いも対応しています。

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