Inspiron 5410 5420 5430 液晶破損とヒンジ両方の破損
同じ構造のモデル一覧
Inspiron14 5415
Inspiron14 5420
Inspiron14 5425(AMD)
Inspiron14 5430
Inspiron14 5435
故障の内容
左側の液晶パネルが割れています。
カバーにも変形があり、左側のヒンジが割れていました。
最初はヒンジが故障して開け閉めに困難をきたすと、液晶パネルも割れてしまいます。モデルはInspiron 14 5430。
修理作業と故障原因
液晶カバーと液晶パネルの両方を交換します。
修理完了
今回の修理で取り外した部品はバッテリー、LCDパネルです。
すべての動作をチェックして問題ないことを確認して完了しました。
最初はヒンジが故障した状態で、使用できているからと無理やり使用し続けると、何かの拍子で液晶パネルも割れてしまうことは少なくありません。
可能な限りヒンジが故障したら、液晶パネルも故障してしまう前に修理を推奨します。
DELLメーカー見積との比較
メーカーの場合、該当の外装故障の場合、50,000円程度になると思われます。
https://www.dell.com/ja-jp/lp/solution-station-computers-jp
*過去に類似故障にて、お問い合わせいただいたお客様からの情報
弊社では破損個所のみを交換するため安価に修理が可能です。
メーカーよりも安心感・信頼感は劣りますが弊社の方が納期も短く、安価となります。
メーカー・他社との違い
メーカーの場合はユニット交換。一般的な修理店の場合、部分補修の対応になると思われます。
(ボルトでカバーを貫通させるなど)
カバー破損は、ヒンジが固くなっていることが原因であることが多いです。
(ヒンジが固い→カバーに余計な力が積み重なり破損)
弊社ではヒンジ修理のご依頼は多いです。
*類似モデルでの事例
https://www.note-pc.biz/blog/?p=20568
https://www.note-pc.biz/blog/?p=18777
メーカー・他社と比較しても、破損が再発しないように万全な対策を行っております。
1.補修ではなく、完全にカバー交換
元の状態に戻することが可能です。
2.ネジ受けのカバーに接着剤を添付して補強
部品の構造上、ネジ受けの製造がよくないケースがあります。
破損しないように新品の状態から接着剤で補強します。
3.ヒンジの調整
左右のトルクを合わせます。
例:https://www.note-pc.biz/blog/wp-content/uploads/2023/12/DSCN4791.jpg
4.ネジ緩み防止剤の添付
例:https://www.note-pc.biz/blog/wp-content/uploads/2024/02/IMG_5227.jpg
5.取付ネジの交換
モデルによりネジが小さいことが破損の要因になっていることがあります。
カバー開閉時、ヒンジへの負荷が低減されるようにオリジナルのネジを使用せず
別のネジに交換します。
元のネジ(小さい)
https://www.note-pc.biz/blog/wp-content/uploads/2023/12/DSCN3059.jpg
↓
修理後のネジ(大きいため負荷が分散)
https://www.note-pc.biz/blog/wp-content/uploads/2023/12/DSCN3060.jpg