液晶ケーブル不良 画面の角度によって液晶が映らない
症状
ノートパソコンの画面を一定角度に変えると画面が真っ暗になります。
角度によって表示が正常、異常を繰り返しています。
または衝撃を与えたタイミングで画面が乱れるケースもあります。
原因
・液晶ケーブルの不良(最も多い)
・液晶ケーブルの接触不良(挿し直して直ることもあります)
・液晶パネル
最も多いのが液晶ケーブルの一部断線。
原因は配線の取り回しがよくないのと、液晶パネル開閉の積み重ねで少しづつ圧迫・引っ張られ続けることです。
まれにあるのは製造工程時のちょっとした配線の設置ミスで配線が圧迫されていることがあります。
(ノートパソコンの実際の組み立て作業は人間の手で行われています)
対策
液晶ケーブルに直接触れることができるまで分解します。
画面が映っている状態から、ケーブルの上から順に指で触れることで、どのケーブルに問題があるのかを特定することができます。
配線だけの不良ですので束になった液晶ケーブルをばらして該当の配線だけを交換することも可能です。
しかし、ケーブル自体が太くなって収納できなくなるのと、一度、断線しているケーブルのため別の個所が再度、故障するリスクがあります。
推奨できる修理方法ではありません。(部品入手が不可の場合に試すのはありです)
実際には液晶ケーブル交換自体を行うのがベストな選択となります。