【 パソコン修理専門店のお直し隊 】

MSI Prestige 14 ヒンジ・液晶カバー破損で画面開けない

故障の内容

本体側のヒンジが両方外れています。右側

 

左側

 

画面を閉じるとヒンジがカバーから取り出している状態です。左側。

 

右側

 

ヒンジの破損に伴い、本体のカバーも変形していました。

 

モデルはMSIの Prestige 14 です。

 

 

修理作業と故障原因

固定するためのプラスチックがすべて破損していました。

 

分解すると破損した部品が内部に多数、残っていました。

 

 

ヒンジを固定する箇所6つすべてが破損していました。

本来、ここまで破損が多いと、修復は困難(改善できても再発リスク高い)のため部品交換を行います。

 

しかし、今回のMSIのモデルは部品流通がありません。

そのため部品交換ではなく、修理にて対応を行います。

 

 

修理完了

当初は補修自体が困難と思われましたが、思いのほか完全に近い形で修復ができました。

 

すべての動作をチェックして問題ないことを確認して完了しました。

 

 

メーカー・他社との違い

メーカーの場合はユニット交換。
一般的な修理店の場合、ボルトでカバーを貫通させるなど部分補修の対応になることが多いです。

メーカー・他社と比較しても、破損が再発しないように万全な対策を行っております。

 

1.補修で着ない場合は、カバーを交換
  元の状態に戻することが可能です。

 

2.ネジ受けのカバーに接着剤を添付して補強
  部品の構造上、ネジ受けの製造がよくないケースがあります。
  破損しないように新品の状態から接着剤で補強します。

 

3.ヒンジの調整

 ヒンジが破損する原因がヒンジが固くなっていることが原因であることが多いです。
(ヒンジが固い→カバーに余計な力が積み重なり破損)

 左右のトルクを合わて緩めることで負荷を低減させます。
 

 

4.ネジ緩み防止剤の添付

ネジが緩んでしまい、がたつきから破損するケースも多いです。緩まないようにします。

 

5.取付ネジの交換
  モデルによりネジが小さいことが破損の要因になっていることがあります。
  カバー開閉時、ヒンジへの負荷が低減されるようにオリジナルのネジを使用せず別のネジに交換します。

・元のネジ(小さい)

   ↓

・修理後のネジ(大きいため負荷が分散)

 

弊社ではヒンジ修理のご依頼は多いです。

メーカーよりも信頼感・安心感は劣りますが安価で修理が可能です。お問い合わせください。

問い合わせ


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