Inspiron14 5000 5402 5409 液晶カバー・ヒンジ破損 複数事例あり
Inspiron14 5000 のモデルは、構造的にヒンジ箇所が弱いモデルです。
意識せずにどちらか片方の液晶カバーをつかんだ状態で開閉しています。結果、片方のヒンジに力が積み重なって破損することが多いです。
このモデルのヒンジが故障する原因は以下の2つです。
・ヒンジ固定する液晶カバーのネジ受けが割れやすい
・ヒンジ動作が固くなっている
多数の修理事例があります。
同じ構造のモデル一覧
Inspiron14 5401
Inspiron14 5402
Inspiron14 5405
Inspiron14 5409
事例1
故障の内容
ノートの開閉ヒンジ部分の破損(折れ)しています。
左のみ完全に破損。
右は正常です。
修理作業と故障原因
左のLCDフレームは元から割れていました。左のLCDヒンジカバーの爪も破損しており爪がないのでパカパカになっています。
補修を実施
修理完了
ほぼ隙間がない状態まで回復しました。
事例2
故障の内容
フレームに隙間ができています。左側
右側も同様です。
修理作業と故障原因
分解するとヒンジを固定するプラスチックが完全にはがれていました。右側。
左側
接着を実施します。
修理完了
左右ともに隙間はなくなりました。
開閉時の軋み音もなくなってます。
事例3
故障の内容
左側に隙間ができています。
右側は正常
後ろから見ても左側のヒンジカバーに隙間ができています。
修理作業と故障原因
他の事例と同じくプラスチックのネジ受け自体が完全にはがれていました。
接着を実施します。
右側は正常でした。
修理完了
左側の隙間は正常に補修できました。
■メーカー修理との比較
ヒンジ故障は、DELLでメーカー修理の場合、50,000円程度が概算です。
https://www.dell.com/ja-jp/lp/solution-station-computers-jp
*過去に類似故障にて、お問い合わせいただいたお客様からの情報
弊社では破損個所のみを交換するため安価に修理が可能です。
メーカーよりも安心感・信頼感は劣りますが弊社の方が納期も短く、安価となります。
メーカー・他社との違い
メーカーの場合はユニット交換。
一般的な修理店の場合、ボルトでカバーを貫通させるなど部分補修の対応になることが多いです。
メーカー・他社と比較しても、破損が再発しないように万全な対策を行っております。
1.補修で着ない場合は、カバーを交換
元の状態に戻することが可能です。
2.ネジ受けのカバーに接着剤を添付して補強
部品の構造上、ネジ受けの製造がよくないケースがあります。
破損しないように新品の状態から接着剤で補強します。
3.ヒンジの調整
ヒンジが破損する原因がヒンジが固くなっていることが原因であることが多いです。
(ヒンジが固い→カバーに余計な力が積み重なり破損)
左右のトルクを合わて緩めることで負荷を低減させます。
4.ネジ緩み防止剤の添付
ネジが緩んでしまい、がたつきから破損するケースも多いです。緩まないようにします。
5.取付ネジの交換
モデルによりネジが小さいことが破損の要因になっていることがあります。
カバー開閉時、ヒンジへの負荷が低減されるようにオリジナルのネジを使用せず別のネジに交換します。
・元のネジ(小さい)
↓
・修理後のネジ(大きいため負荷が分散)
弊社ではヒンジ修理のご依頼は多いです。
メーカーよりも信頼感・安心感は劣りますが安価で修理が可能です。お問い合わせください。