Latitude 3510 3520液晶ヒンジ左側のネジ受け破損 複数事例あり
Latitude 3510 3520はヒンジが破損する事例が多いモデルです。
参考URL:デル公式コミュニティ Latitude3520 ヒンジ破損について
故障の内容
左側のヒンジネジ受けが破損している。お客様がテープで応急処置をしている状態でした。
モデルはDELLのLatitude 3510です。


後ろ側にも隙ができています。

修理作業と故障原因
分解すると左側のネジ受けが3つとも完全に取れていました。

右側は正常です。

左側のヒンジは完全に折れています。細いヒンジのため補修しても再発リスクありと判断。こちらは交換します。

ネジ受けは接着できる状態でした。

修理完了

隙間も残らずきれいに修理できています。

事例2
故障の内容
左側が割れてしまい、隙間から液晶パネルが出ています。

ヒンジが破損しています。

修理作業と故障原因
分解すると、完全にネジでヒンジを固定する箇所が破損しています。

部品を交換せず、修理できる状態でした。

ヒンジが固いことが故障する原因です。故障していない右側のヒンジも緩めます。

ヒンジを固定する際、ネジが緩まないよう緩み防止剤を添付します。

修理完了
ネジ受けプラスチックの修理・ヒンジを緩ませる作業・ネジ緩み防止剤の添付で修理が完了しています。

■メーカー修理との比較
ヒンジ故障は、DELLでメーカー修理の場合、50,000円程度が概算です。
DELL 概算修理料金表
*過去に類似故障にて、お問い合わせいただいたお客様からの情報
弊社では破損個所のみを交換するため安価に修理が可能です。
メーカーよりも安心感・信頼感は劣りますが弊社の方が納期も短く、安価となります。
メーカー・他社との違い
一般的な修理店の場合、ボルトでカバーを貫通させるなど部分補修の対応になることが多いです。

カバー破損は、ヒンジが固くなっていることが原因であることが多いです。
(ヒンジが固い→カバーに余計な力が積み重なり破損)
1.補修(修理)が困難な場合、液晶カバーを全交換
元の状態に戻することが可能です。
2.ネジ受けのカバーに接着剤を添付して補強
部品の構造上、ネジ受けの製造がよくないケースがあります。
破損しないように新品の状態から接着剤で補強します。
3.ヒンジの調整
ヒンジが破損する原因がヒンジが固くなっていることが原因であることが多いです。
(ヒンジが固い→カバーに余計な力が積み重なり破損)
左右のトルクを合わて緩めることで負荷を低減させます。
4.ネジ緩み防止剤の添付
ネジが緩んでしまい、がたつきから破損するケースも多いです。緩まないようにします。

5.取付ネジの交換
モデルによりネジが小さいことが破損の要因になっていることがあります。
カバー開閉時、ヒンジへの負荷が低減されるようにオリジナルのネジを使用せず別のネジに交換します。
・元のネジ(小さい)

↓
・修理後のネジ(大きいため負荷が分散)

弊社ではヒンジ修理のご依頼は多いです。
メーカーよりも信頼感・安心感は劣りますが安価で修理が可能です。お問い合わせください。