Yoga7 カバーとヒンジ破損で画面開けない
故障の内容
左側ヒンジ(液晶パネル側)が筐体から外れて、むき出しになっています。今回の修理ご依頼モデルはLENOVO Yoga 7

左側の筐体下部と背面カバーが浮いています。


右は正常です。

修理作業と故障原因
分解して確認すると内部はヒンジを固定するプラスチックが剥離していました。

完全に破損しています。

補修にて取付できました。

ネジを取り付ける際は緩まないようにネジの緩み防止剤を添付します。


右側も同じように破損しないようにネジが緩まないように予防保守します。


修理完了
隙間も残らずきれいに修理できました。


画面が反転して折りた畳めるモデルです。開閉テストを実施します。

今回の修理で取り外した部品はバッテリー、LCDパネルです。
すべての動作をチェックして問題ないことを確認して完了しました。

■メーカー修理との比較
ヒンジ故障は、Lenovoでメーカー修理の場合、ユニット交換のため50,000円程度が概算です。
Lenovo 概算修理料金表
*①作業料 + ②配送料 +③部品代 の合計
*過去に類似故障にて、お問い合わせいただいたお客様からの情報
弊社では破損個所のみを交換するため安価に修理が可能です。
メーカーよりも安心感・信頼感は劣りますが弊社の方が納期も短く、安価となります。
メーカー・他社との違い
メーカーの場合はユニット交換。
一般的な修理店の場合、ボルトでカバーを貫通させるなど部分補修の対応になることが多いです。

カバー破損は、ヒンジが固くなっていることが原因であることが多いです。
(ヒンジが固い→カバーに余計な力が積み重なり破損)
弊社ではメーカー・他社と比較して、カバー破損が再発しないように万全な対策を行っております。
1.補修(修理)が困難な場合、液晶カバーを全交換
元の状態に戻することが可能です。
2.ネジ受けのカバーに接着剤を添付して補強
部品の構造上、ネジ受けの製造がよくないケースがあります。
破損しないように新品の状態から接着剤で補強します。
3.ヒンジの調整
ヒンジが破損する原因がヒンジが固くなっていることが原因であることが多いです。
(ヒンジが固い→カバーに余計な力が積み重なり破損)
左右のトルクを合わて緩めることで負荷を低減させます。
4.ネジ緩み防止剤の添付
ネジが緩んでしまい、がたつきから破損するケースも多いです。緩まないようにします。

5.取付ネジの交換
モデルによりネジが小さいことが破損の要因になっていることがあります。
カバー開閉時、ヒンジへの負荷が低減されるようにオリジナルのネジを使用せず別のネジに交換します。
・元のネジ(小さい)

↓
・修理後のネジ(大きいため負荷が分散)

弊社ではヒンジ修理のご依頼は多いです。
メーカーよりも信頼感・安心感は劣りますが安価で修理が可能です。お問い合わせください。