ThinkBook14 Gen2ヒンジ部破損 カバー交換修理
ThinkBook14 Gen2モデルは、構造的にヒンジ箇所が弱いモデルです。
意識せずにどちらか片方の液晶カバーをつかんだ状態で開閉しています。結果、片方のヒンジに力が積み重なって破損することが多いです。
ヒンジが故障する原因は以下の2つです。
・ヒンジ固定する液晶カバーのネジ受けが割れやすい
・ヒンジ動作が固くなっている
多数の修理事例があります。
事例1 液晶ヒンジ左右共に破損
故障の内容
左右共にヒンジが破損。左側。
右側
浦から見てもカバーの隙間が空いています。すぐにでも壊れそうな状態です。
修理作業と故障原因
内部のネジを固定ネジが破損している状態でした。左側。
右側
破損が大きいため、補修ではなく部品全体を交換します。
ヒンジが壊れる原因の一つはヒンジが固いことです。緩めてヒンジが再度、破損しないように調整します。
修理完了
カバーごと交換で完了しています。
■メーカー修理との比較
ヒンジ故障は、Lenovoでメーカー修理の場合、ユニット交換のため50,000円程度が概算です。
https://support.lenovo.com/jp/ja/solutions/hf000982#01
*①作業料 + ②配送料 +③部品代 の合計
*過去に類似故障にて、お問い合わせいただいたお客様からの情報
弊社では破損個所のみを交換するため安価に修理が可能です。
メーカーよりも安心感・信頼感は劣りますが弊社の方が納期も短く、安価となります。
メーカー・他社との違い
メーカーの場合はユニット交換。
一般的な修理店の場合、ボルトでカバーを貫通させるなど部分補修の対応になることが多いです。
メーカー・他社と比較しても、破損が再発しないように万全な対策を行っております。
1.補修で着ない場合は、カバーを交換
元の状態に戻することが可能です。
2.ネジ受けのカバーに接着剤を添付して補強
部品の構造上、ネジ受けの製造がよくないケースがあります。
破損しないように新品の状態から接着剤で補強します。
3.ヒンジの調整
ヒンジが破損する原因がヒンジが固くなっていることが原因であることが多いです。
(ヒンジが固い→カバーに余計な力が積み重なり破損)
左右のトルクを合わて緩めることで負荷を低減させます。
4.ネジ緩み防止剤の添付
ネジが緩んでしまい、がたつきから破損するケースも多いです。緩まないようにします。
5.取付ネジの交換
モデルによりネジが小さいことが破損の要因になっていることがあります。
カバー開閉時、ヒンジへの負荷が低減されるようにオリジナルのネジを使用せず別のネジに交換します。
・元のネジ(小さい)
↓
・修理後のネジ(大きいため負荷が分散)
弊社ではヒンジ修理のご依頼は多いです。
メーカーよりも信頼感・安心感は劣りますが安価で修理が可能です。お問い合わせください。