【 パソコン修理専門店のお直し隊 】

Inspiron15 3500 3511 3525 3520 Vostro 15 3510 3515 3520 ヒンジ破損 複数事例あり

 

 

同じ構造のモデル一覧

Inspiron 15 3510
Inspiron 15 3511の事例
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Inspiron 15 3535(AMD)
 
Vostro15 3510
Vostro15 3515
Vostro15 3520

 

 

1.状態確認

破損している方の根元を持ったまま、液晶カバーを開く

 

 

F12キー連打

 

 

BOOT画面で液晶に問題がないことを確認

 

BIOSに入って「Memory」欄の「Memory Installed」を見て、現在のメモリサイズを確認。

DB入力へ。

 

 

2.液晶カバー交換手順

 

画面の角度を90度に。

 

パソコンを反対向きにして、机に置く。

 

液晶画面が開いた状態のまま、カバーを外す。
(カバーが普通に閉じるなら普通にカバー取り出しでもOK)

 

 

ネジを外す。隙間からへらをスライド。

左右上の1つづつのねじは外れない。緩ませるだけ。

 

 

ネジを裏から見ると、このようにカバーに固定されているため。

 

 

バッテリーを取り外し。

 

 

左右のはじをを爪でもって、真っすぐにスライド。

注意:傾けてスライドすると内部のPINが曲がって破損するため。

 

刺さっているメモリの枚数をチェックして、DBに記入しておく。

(メモリの容量は後でBIOSからチェック可能)

 

ヒンジ固定ネジ2つと、液晶ケーブルを外す。

 

無線ケーブルを固定しているねじを緩める。

 

ヘラでピンの後ろ側をてこの原理を使って外す。

 

配線のルーティングをスマホで撮影して記録しておく。

 

無線ケーブルを取り外す

 

 

ネジを2つ外す

 

 

液晶ヒンジを傾けた状態のまま、本体側をスライド

 

隙間から取り外し

 

2つに分割される。

 

液晶カバーを取り外し。

サイド側の下から上に向かって爪で外す。

 

サイドの下から上に向かい、上部のカバーを外す。

 

液晶カバーの左右の下側。

隙間にへらを入れてスライド。爪が取れる。

カバーに隙間ができる。

 

カバー下側の中央部も同様にへらを入れてスライド。隙間ができる。

 

この状態になる。まだ外れていない。

 

ヒンジを隠しているカバーの隙間にへらを入れてスライド。隙間を作る。

 

 

隙間ができて爪が外れると、左右にスライドするととれる。

 

2つとも取り出し。

向きがあるので、そのままの向きにしておいておく。

 

中央部はテープで付いている。

注意:へらを入れてそのままスライドすると液晶が破損する可能性がある。

 

ヘラを上から入れて、すこしづつテープをはがす

 

ある程度取れたら、手でテープを取りながらカバーを外す

 

テープがきれいにとれた場合は、カバーにそのまま戻す。

多少、粘着が弱くなるが問題なし。

切れた場合は、新しいものに付け替え or 足りない部分だけつける。

 

 

ヒンジが破損した状態。

破片が残っていた場合、ブログ用の撮影では以下のように1枚にまとめて撮影

 

 

左右のヒンジ固定ネジ3つづつ取り外し

 

破損しているヒンジについたネジ受けはペンチで固定しながらねじを外す。

ネジは再利用。

金色のねじ受けは破棄でOK。

 

液晶ケーブル。無線ケーブルの配線をスマホで撮影して記録しておく。

 

左右上の液晶パネル固定のテープを引き出し

 

 

ピンセットで最初に引き出し。

 

注意:指でつかんで、すこしづつ、手繰り寄せながら引き出し

 

常にテープと液晶の感覚は短くする。(テープが切れるため)

 

 

長く持つと最後がくっついた状態で取れる。

 

くっついた部分ははさみでカットして捨てる。

 

両面テープが取れたら、液晶パネルを90度に。

 

カメラ用基板の隙間にへらを入れてスライド。

両面テープで付いている。

 

注意:基板が薄いので割れる。歪ませないように。すこしづつ、実施。

 

接着の全体が取れたら、基板を真っすぐにした状態で接着からはがす。

 

ケーブルもテープで付いている。はがす

 

液晶パネルに、液晶ケーブル、WEBカメラ用ケーブが付いた状態のまま保管。

 

左右の銀色のフレームをスライドして取り外し。

爪でひっかかっている。

 

 

無線用ケーブルを取り外し。銀色のテープの下に潜り込んでいる。

両面テープでついているのではがす。

 

黒いテープをはがす。

再利用するので黒テープは配線に着けたまま。

 

左の無線用ケーブルはテープをはがす

 

 

WEBカメラと同様に両面テープで付いている。

基板が薄いので割れる。テープ全体が取れたら真っすぐにしてはがす

 

右側と同様に黒テープと一緒にはがす

 

新しい液晶カバーを用意

 

液晶カバーには粗悪品がある。よいものはゴムやテープが最初から付いている。

 

注意:判定は、銀色のフレームを仮で取り付けたときに、ねじ受け3つが中心部分に入ってただしく収納できるかをチェック。

 

歪んで、円の中心がずれている。&ねじ受け面と銀色のフレームの高さが一致しない場合は、 液晶カバーは不良品。

液晶カバーのフロントカバーが正しく取り付けができないため、使用しない。

液晶カバーは破棄でOK。

   

 

付いていない場合は、破損した元カバーから取り出して移植。

 

左右上のカバーと配線用のクッションゴム。

 

WIFI用銀色カバーは両面テープをはがしてから固定する

   

 

逆の手順で戻す。

1.配線。

WEBカメラはPINがあるので同じように入れる。

 

2.銀色フレーム。左右の爪をフレームの下になるように。

 

3.手繰り寄せてはずした液晶パネル固定の両面テープをフレームの上に

 

液晶パネル固定の両面テープは一度、外すと伸びるのでハサミでカット。

   

 

液晶パネルを左右上の黄色のフレームに上と左右の位置を合わせてゆっくりはめ込み。

注意:まだ仮置きなのでおくだけ。押さない。

 

左右の隙間がないように。ゴムの内側に液晶が入るように。

 

液晶ケーブルもケーブルを固定するフレーム内に収める。

 

ヒンジを緩める。

注意:2-3mm程度でOK。

 

元々は手で曲げるのも力がいる状態。

ここから若干、緩まる程度にすること。

指できつくても、実際に取り付けるとヒンジが倒れてしまう。

(液晶パネルの開閉は、液晶カバー上側から力が加わり、ヒンジ部分が支点になる。

 よって、指でヒンジを曲げる感覚と、実際に液晶パネルを開閉する感覚は異なる)

 

 

ヒンジ固定ネジ3本づつ。

 

ロックタイトをネジに着ける。

 

固まって出てこないので、針で穴をあける。

 

注意:1滴でOK。

 

注意:ネジは1つづつローテーションしながら、すこしづつ3つを順に回していく。

   *1つのネジを完全に閉める→次のネジを完全に閉めるのではない。

 

 

カバーをかぶせる。仮組。

 

無線ケーブル、液晶ケーブルが嚙まないように。

 

下だけ抑えて隙間をなくす。

 

仮組のため、上側のカバーは閉じない。

 

斜めにして本体側に取付

 

無線ケーブルを戻す。

注意:ケーブルは上から押すと壊れる。

 

てこの原理で、斜めにした状態から、キャップ側を押して、「カッチ」とはめる。

 

付いたら、ケーブルを左右に動かして、きっちりとはまっていることを確認。

ネジで固定。

配線を取り外した画像を参考にして元に戻す。

 

液晶ヒンジを固定

液晶ケーブルを戻す

 

本体カバーを取り付け。

左右上の1つ筒だけ固定。その他のネジは、まだ付けなくてOK

 

この状態。

 

ヒンジの緩み具合を確認。

液晶カバーを開閉テスト。

この角度で、「パタン」とカバーが閉じたらNG。

 

この角度で、ようやく、「パタン」と閉じる程度にする。

 

電源ON。F12キー連打。

注意:バッテリーが付いていない状態のため起動時時間がかかる。1-2分。DELLのロゴは2回出る。

 

Diagnosticsを選択。

 

 

ESCキーを1回押す。

自動的に動作するテストを停止。

 

左下のADVANCETESTをクリック

 

右上のSelectALLをクリック

 

WEBカメラだけをチェックして、下の「RUN TEST」をクリック

 

PASSを確認

 

 

ログオン画面で無線接続を実施。数秒で「接続」状態になることを確認。

注意:無線が出てこない。接続に5-10秒かかるのは無線配ケーブルがきちんとついていない。

 

バッテリー取り付け、最終確認

OKなら、カバーを開けてバッテリーをつける。

注意:爪で左右をもって、まっすぐに入れる。斜めにいれると

   バッテリーを用のコネクタが曲がってマザー側が破損。

   コネクタがスムーズにはいらず、違和感あったら、入れないで作業を止める。

 

バッテリーのみ稼働を実施。

正常起動したら、ここでフレームを閉じる。

 

 

液晶を閉じてフレームに隙間が残っていないか確認

 

ここの段階で、液晶カバーの上から液晶を押して、両面テープを固定させる。

 

左右のカバーに隙間が残っていないこと。

および、画面開閉して、内部から音がカチカチならない。

隙間が開閉したタイミングでバカバカと開かないことを確認へ。

 

 

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