MSI PS42 ヒンジ破損
同じ構造のモデル一覧
PS42 8RB-005JP
PS42 8RB-006JP
PS42 8RB-007JP
PS42 8RB-026JP
モデル名が一致しなくても外観の形状を確認してください。形状が似ている。もしくは同じならこのページの事例と同じように修理できる可能性が高いです。
故障の内容
右側のヒンジが本体側から外れています。今回の修理ご依頼モデルは PS42-8RB-005JP
スライドさせるとヒンジがはみ出している状態です。
ヒンジ破損の影響で液晶パネルの右側にも筋が入っています。
モデルはMSIのmsi PS42-8RB-005JP。
修理作業と故障原因
完全にヒンジがバラバラの状態になっていました。左が部品が取れたヒンジ。ナットが取れています。
右が正常なヒンジ。
ヒンジを固定するカバーも折れています。
ヒンジ破損の影響でFANの排気口も曲がっています。
ヒンジはバラバラの状態のため交換を実施します。
カバーは接着で補修
FANの排気口変形は機能には問題ないため曲がった部分を戻して補正
修理完了
カバーが補修のため不安がありましたが、連続開閉テストでも問題は発生しませんでした。
元通りにヒンジを取付
隙間も残っていません。
筋が入っていた液晶パネルも同時に交換を行い、画面の開閉も正常にできるように回復できています。
メーカー・他社との違い
メーカーの場合はユニット交換。
一般的な修理店の場合、ボルトでカバーを貫通させるなど部分補修の対応になることが多いです。
メーカー・他社と比較しても、破損が再発しないように万全な対策を行っております。
1.補修で着ない場合は、カバーを交換
元の状態に戻することが可能です。
2.ネジ受けのカバーに接着剤を添付して補強
部品の構造上、ネジ受けの製造がよくないケースがあります。
破損しないように新品の状態から接着剤で補強します。
3.ヒンジの調整
ヒンジが破損する原因がヒンジが固くなっていることが原因であることが多いです。
(ヒンジが固い→カバーに余計な力が積み重なり破損)
左右のトルクを合わて緩めることで負荷を低減させます。
4.ネジ緩み防止剤の添付
ネジが緩んでしまい、がたつきから破損するケースも多いです。緩まないようにします。
5.取付ネジの交換
モデルによりネジが小さいことが破損の要因になっていることがあります。
カバー開閉時、ヒンジへの負荷が低減されるようにオリジナルのネジを使用せず別のネジに交換します。
・元のネジ(小さい)
↓
・修理後のネジ(大きいため負荷が分散)
弊社ではヒンジ修理のご依頼は多いです。
メーカーよりも信頼感・安心感は劣りますが安価で修理が可能です。お問い合わせください。