【 BIOSが起動しない原因と対策方法 】

BIOSが起動しない

BIOSが起動しない症状は4つのケースが考えられます

1.BIOSに入れない
2.パソコンの電源が入らない
3.BEEP音で起動しない
4.BIOSに入る説明のメッセージが表示

目次

電源ON後、キーを押してもBIOSに遷移しない

モデルによって、微妙なタイミングでしかBIOSに入れないケースがあります。正しいキーやタイミングで押しているか確認してください。

【関連URL】
 BIOSの起動方法

電源は入るが画面に何も表示されない

BIOSが起動しない ≒ 電源が入らない状態です。

何も表示さない症状を分類するといくつかのケースがあります。
・電源は入ってFANは回るが画面が出ない
・LEDランプだけが付いて何も動きがない
・何も変化しない。LEDランプも点灯しない
・電源は一瞬入るがすぐに電源が切れる

パソコンが起動しないときにできることを試してください。

BEEP音がなって起動しない

ハードウェアに何らかのエラーが発生している状態です。BEEP音のリズムを確認して故障箇所を特定してください。
【関連URL】
 BIOSのBEEP音のリズム一覧表

BIOSに入る説明メッセージが表示されない

元々、起動時に表示されていたBIOSに入るためのメッセージが表示されなくなった場合、BIOSの設定で電源ON後に表示されるメッセージを変更することができます。

もしくは、BIOSのFast Boot機能が有効になっているなら、BIOSに移行する前にOSが起動してしまい、BIOS画面に入れなくなる場合があります。BIOSのFast Bootを無効にしてみてください。

BIOSが起動しないときにできること

簡単にできる順番に並べています。

デスクトップパソコンの場合


・放電
 電源コンセントを抜いてしばらく放置してから電源ON。パソコンの放電

・グラフィックボードを取り外す
 マザーボード直付けの画面出力ポートを使用する。(マザーボードのみで起動)

・メモリを抜いて挿し直す
 まずはメモリ1枚だけにしてください。メモリの取り外し・取付けでパソコンを起動させる方法

・部品を最小限構成にする。
 電源ユニット、メモリ、CPUだけがあればBIOSは起動することができます。拡張ボードやHDDも外してください。

・コネクタ、カード類をすべて取り外して→刺し直し
 接触で起動しない症状は多いです。

・部品を一つづつ交換してみる。
 部品を最小限構成にした状態で部品を交換して状態に変化がある確認してください。CMOS電池、電源ユニット、マザーボード、メモリ、CPU


ノートパソコンの場合

・放電
 バッテリー、アダプタを外してしばらく放置してから電源ON。パソコンの放電

・メモリを抜いて挿し直す
 メモリ1枚だけなら抜いてから挿し直してください。メモリの取り外し・取付けでパソコンを起動させる方法

【これでも起動しない場合】
 パソコンが起動しないときにできることを試してください。