【 基盤と基板の違い。電子機器なら正しくは「基板」 】

一言で基板と基盤の違い

基板
電子部品を載せるプラスチックの板

基盤
建物の土台・基礎。物事を成り立たせるおおもと


目次

使い方を比較


基盤 基板
 ・生活の基盤を固める
 ・基盤から見直す
 ・社会的基盤
 ・プリント基板
 ・基板実装技術
 ・基板上に

辞書ごとに基盤と基板の記述の違いを比較


  基盤 基板
Wikipedia 物事の基礎や基本となる事象・組織。基礎・ベース 機能を実現するための部品を配置するための板。その板と部品群をひとまとまりのものとして指すための呼称
Oxford Languages その上にすべてを積み上げてゆく土台。物事の土台 電子機器の部品で、所期の機能を果たすように半導体などを組み合わせて搭載する板
goo国語辞書 物事を成立させるための基礎となるもの。土台 集積回路を作成するために回路素子を組み込んだりプリント配線用の板。プリント基板・シリコン単結晶板などがある

よくある質問

いくつかの説があるようです。

・パソコンの文字変換では「きばん」と入力すると「基盤」が表示されるため。
・ワープロ時代では「基板」は辞書登録されておらず「基盤」のみだった。

電子や電気などの電子部品なら「基板」。
物事の基礎や土台、基本の意味で使うなら「基盤」が正しい。

まとめ


基板と基盤では意味は違います。


・基板
パソコンなど電子機器に使われる言葉


・基盤
物事の基礎や基本となる事柄や組織を指す言葉です。 物事を成り立たせるためのおおもとの部分を指しています。