DELL G3 15 3500 3590 液晶カバーヒンジ外装破損 複数事例あり
DellのG3のモデルは、構造的にカバーが弱いモデルです。
多くの方が、意識せずにどちらか片方の液晶カバーをつかんだ状態で開閉しています。
その結果、片方のヒンジに力が積み重なって破損することが多いです。
このモデルのヒンジが故障する原因は以下の3つです。
・ヒンジ固定する液晶カバーのネジ受けが割れやすい
・ヒンジ動作が固くなっている
・取付ネジが小さい
多数の修理事例があります。
同じ構造のモデル一覧
G3 15 3590
事例1 故障の内容
カバーが破損しています。モデルはG3 15 3500
隙間が開いている状態
修理作業と故障原因
内部を確認すると天窓カバー 内のヒンジ右側と右上耳ネジ受けが破損していました。
またヒンジのネジも欠品(破損した後に隙間から落ちたと推測)しています。
左側は正常
すでに欠損・欠品している破片が多いため補修しても再発してしまう可能性が高いと判断。
カバーごと交換します。
修理完了
隙間も残らず、正常に開閉できるように回復できました。
側面から見た状態。
事例2 故障の内容
開閉部分にズレがある。フタが斜めに閉まります。また左のカバーの内部も破損している状態です。モデルはG3 15 3590
ヒンジ破損 ヒンジは中央に固まっているタイプ。 左側が破損。 隙間が空いています。開閉自体は可能。
右は正常です。
修理作業と故障原因
左側はねじが完全に取れていました。
右側も確認。
取付用のねじ5つ中、2つはなくなっています。隙間から落ちたと推測します。
左右ともに破損しています。修理できなくないが開閉を続けると再発リスクがあると判断。
部品の交換を実施します。完全に液晶ユニットを取り外し
新品部品と交換。
交換後、同じような故障にならないようにロックタイト(ネジ固定の液体)を添付
無線ケーブル、LCDケーブル、カメラなどを取り外しているためテストを実施
修理完了
左右ともに隙間なく、スムーズに開閉できるように回復しています。
事例3 故障の内容
外装の破損 ベゼルと液晶カバーの間に隙間が出来ている。 開くと気にバキバキなる。 ヒンジが硬い状態です。モデルはDell G3 15 3590
液晶側ネジ受け割れている、分解して確認すると左のネジ受けが全て破損しています。
修理作業と故障原因
今回のケースは補修しても再発する可能性が高いと判断。カバーを交換します。
上が故障した液晶カバー。下が新しいカバー。
修理完了
スムーズに開閉できるようになりました。