BIOS修復 E590 E595 E580 E585 電源入らくなった 複数事例あり
同じ構造のモデル一覧
E590 (20NB, 20NC)
E595 (20NF)
E580 (20KS, 20KT)
E585 (20KV)
E595 (20NF)
E580 (20KS, 20KT)
E585 (20KV)
モデル名が一致しなくても外観の形状を確認してください。形状が似ている。もしくは同じならこのページの事例と同じように修理できる可能性が高いです。
事例1 起動不可
ご申告は電源が入らず、画面が真っ暗のまま。モデルはE595 20NF-CTO1WW

電源ユニットでパソコンを起動する時の消費電力を確認したところ、消費電力の数値が動きません。通常は数値が変動します。

このような現状の場合、BIOSが固まって動いていない可能性が高いです。
調査の結果BIOSチップに不具合があると考えられます。
修理内容
BIOSチップとBIOSチップのファームウェアを確認。カバーを取り外します。

カバー取り外し後

バッテリーのケーブルを外します。

こちらはマザーボード(基板)の回路図でBIOSチップです。
BIOSチップの回路図の位置番号:U2

器具を取り付け、BIOSチップが正常に認識できているかパソコンで確認。

パソコン接続後

パソコパソコンで認識できました。
BIOSファームウェアが故障して起動不可になる原因はBIOS更新されている際にパソコンの電源を落としていることが多いです。
BIOSチップからBIOSのファームウェアを読み込みします。


修理完了
BIOSチップのファームウェアを読み込みできました。
元のBIOSチップのファームウェアは直すことができません。そのため正常に動作しているBIOSファームウェアに書き換えて完了しました。

事例2 電源はいるが画面何も映らない
電源入らずFANが回転してLEDが点灯のみ。画面は何も表示されません。モデルはE585 20KV-CTO1WW。

修理内容
正常のBIOSからデータを抜き出し。その後、BIOSダンプを書き換えます。


修理完了
BIOS画面まで起動できるようになりました。SSDを取り付けてOS起動を確認しています。
