X13 Type-Cの通電はあるが電源入らない
以下の症状の場合は、Type-Cコネクタの原因で電源が入らないように見えてもマザーボード基板上の管理用チップ故障です。
・電源を入れてもLEDランプが付かないで起動しない。
・アダプタには問題ないことは確認済み
Lenovoのページでの修理費用を見てみると、約6万円となります。
■参考 メーカー見積
57,750 ~
タイプCコネクタに充電ケーブルを挿しても充電されない。2ポートとも同じ現象。
残量残っていた現在は充電無くなった。
モデルはX13 Gen5 21LU-CT01WW
故障の内容
アダプタを挿すと通常はオレンジのランプが点灯しますが、今回の故障ではアダプタを変えてもLEDは付きません。
修理作業と故障原因
電圧を確認すると5vV 0.00A 0.000Wの数値です。
0A、0Wの数値は異常です。
通常、電源ボタンを押すと以下のような数値が表示されます。
X13などは修理が困難なモデルです。
チップ交換しても成功する確率は50パーセント程度です。
(修理ができなかった場合、費用は掛かりません。ご返却もしくは処分から選択)
今回は、調査を行った結果、管理用のチップ不良(TPS65994AD)まで特定できました。
修理完了
起動できるようになりましたが、念入りにテスト実施します。
マザーボードの全体テストも実施