Type-CでUSBメモリが認識されない Lenovo X1 Nano Gen1
・Type-Cコネクタにぐらつきがある。
・Type-Cコネクタをぐらつかると一瞬電源が入る。もしくはランプがつく。
このような症状はType-Cの故障で多い事例です。
参考URL:Type-C故障の事例検索
Type-Cコネクタは旧式のコネクタと比較すると、圧倒的に破損しやすくなっています。
*X1のシリーズは故障が多いです。X1の故障修理事例です。
X1 Gen9 20XXCTO1WW USB Type-C破損
弊社ではピンポイントに修理対応が可能です。類似の故障なら一度、お問い合わせください。
修理内容
今回のご申告は、本体左の真ん中にある type-Cポートの接続不良です。USBデバイスを挿したときにデバイスが認識されないとのことでした。
上側のポートは正常電圧(約20V)が確認できます。
下側のポートは電圧以上を確認。5Vしか表示されません。
分解し、typeCポート部分の基板を取り出します。
こちらが認識されないポート。
外見での破損は見られませんが、交換のため、不具合が発生している方(画像左側)のUSB Type-Cポートを取り外しました。
取り付け後
交換後にポートが認識するか確認を行いましたが認識しませんでした。
そこで、USB Type‐Cのコントローラチップ「4S311」を同型のものに交換。
交換したポートにマウスやディスプレイを接続し、認識するようになりました。
Type-Cの故障でLenovoに修理を出すとマザーボードの全体交換となります。
理由はType-Cのコネクタはマザーボードに直付けされており、部分交換をするには技術者のスキルが必要なのと、修理に時間がかかるためです。
マザーボード部品はパソコンの中でもメインとなる部品でパソコン全体のコストの中でも大部分を占めるパーツ。
そのためメーカーでマザーボード交換となる場合、修理代金が高くなってしまうのです。
参考:Lenovoでの修理費用 57,750円~
弊社ではマザーボード全体を交換せずに、Type-Cコネクタの故障箇所をピンポイントで交換するため安価に修理が可能となります。