【 失敗しない外付けHDDの選び方 】

目次

SeagateのHDDは使わない

HDDメーカーの中で故障確率が高いのは業界内では広く知られています。

データ復旧が不可能になる重度な損傷を起こすことが多いのものSeagate製HDD特徴です。

【関連URL】
 ・データ復旧が不可能な状態の傷の事例

家電店で販売員の方に「外付けHDDの中に入っているHDDのメーカーは分かりますか?」と聞いても答えてはもらえません。メーカーの仕様表ページでも公開されていないためです。

同じ外付けHDDのモデルでも生産時期によって内部で使用されているHDDのメーカーやモデルが違うのはよくあることです。

現在、使っている外付けHDDを調べるならフリーソフト「CrystalDiskInfo」で調べてください。

運悪くSeagate製HDDのケースの場合は、こまめなバックアップもしくは買い替えをおすすめします。

故障しやすいSeagateのモデルとしては「DM」の記載:ST1000DM001、ST2000DM001、ST3000DM001、ST4000DM000。プラッタの構造に問題があることでヘッドが故障します。

ST1000LM024。ST1000LM035はヘッドが動かなくなります。ST31000528AS。ファームウェアの不具合が多いです。


・ELECOM製に注意

ELECOMのメーカー名で製造はSeagateのHDDは中身はすべてSeagate製なので避けてください。

SeagateやWDの製品は避ける

家電量販店ではSeagateやWDなどメーカーが目立つ場所に数多く販売されています。安価で売りやすいためです。


・Seagate製外付けハードディスクを推奨できない理由

通常、外付けハードディスクの製造メーカーと内部に使用されているHDDのメーカーは異なります。
Seagateのメーカーのみ必ずSeagate製のHDDが使われています。おすすめできません。


【関連URL】
 ・Seagate製HDDを避けたい理由

・WD製外付けハードディスクを推奨できない理由

一部のモデルはコストダウンのために構造が脆くなっています。外観やメーカーの仕様表から弱い構造なのかを判断するのはむずかしいです。

弱い構造の物は抜き挿しに弱く、コネクタの破損が非常に多くなります。

My Passportはコネクタ部分の品質を落としているためか、他の外付けハードディスクよりも比較的安価です。

脆い理由はコネクタ部分を接着しているはんだの品質がよくないためです。(はんだはどれも同じではありません。用途に応じて多数の部材があります)

コネクタ部分は負荷がかかる箇所です。繰り返して使用しているうちに故障するケースが非常に多いです。

【関連URL】
 ・選んではいけない外付けHDD

レビューが「コの字型」は初期不良に注意

星5と星1つのレビューが同程度になっている「コの字型」になっている製品は、初期不良が多い傾向があります。

星1つのレビューを確認してください。すぐに壊れるレビューが多いようなら避けてください。

なお製品には個体差があります。すべての製品が壊れる物ではありません。問題なく使えることも多いです。

「2023年おすすめxx選」のページを参考にしない

レビューサイトは、主にアフィリエイト(商品をクリックしてもらって報酬を得る)を目的としています。

多くは製品に触れることなく書かれています。製品に触れないで書くには容量当たりの価格(コスパ)カタログスペックの2つの指標でしか評価することができません。

実際にに製品をテストするのは、手間がかかるため誰もが避けます。また、経験もないため製品比較ができません。

外付けHDDの選択基準で一番大切なのは壊れないことです。

ハードウェア暗号化の機能は必要なければ避ける

レビューが極端に多い場合は、サクラを疑う

中古品は買わない

車の中古品であれば発売年式や走行距離といった数値が公表されていますが、外付けHDDの場合、年式だけでは判断ができません。

発売年式が新しくでも、過去に使用されていた時間が異なるため、実際の劣化状況は事前に調べる必要があります。

【関連URL】
 ・フリーソフト「CrystalDiskInfo」で調査
 ・ソフトで異常を発見(yahoo知恵袋)

安価だからと中古品を買ってから、調べてみると「注意」のメッセージや使用時間が100,000時間を超えている可能性があります。

少しでも安いものを選んだことでデータが消失してしまったら元も子もありません。

SSDやUSBメモリは使わない

データのバックアップの媒体にSSDタイプや大容量USBメモリを使うのはお勧めできません。

理由はデータが壊れたときに、回復が不可能になってしまうケースが少なくないためです。

SSDやUSBメモリでデータを保存を推奨する条件

 1.データの受け渡しや消えてもよいデータの一時利用として使用する。

 2.メインのバックアップは別のメディアに取得済み。

この使い方でのみ外付けSSDやUSBメモリを推奨します。外付けHDDよりも取り扱いが便利なメディアになるでしょう。

【関連URL】
 ・選んではいけない外付けHDD
 ・寿命を伸ばす外付けHDDの使い方


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